第12回代表挨拶
医科学生ウィンドオーケストラのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私たち医科学生ウィンドオーケストラ(通称:医科吹)は、医療系学部(医学・薬学・看護・歯学)に所属する学生を中心に構成された吹奏楽団です。医科吹の参加者が所属する多くの医療系団体では、管弦楽団は存在していても吹奏楽団は少なく、「大学でも吹奏楽を演奏したい!」という想いから、2014年にこの団体を発足いたしました。
「吹奏楽を愛する医療系学生という繋がりを大切にし、切磋琢磨しながら技術の向上を目指す」ことをコンセプトに、私たちは毎年12月に演奏会を開催しており、今年で第12回目を迎えることとなりました。
第12回演奏会では、『初心』をテーマに掲げ、これまでの演奏会で得た良い点だけでなく、反省点や改善点にも真摯に向き合いながら、「自分たちはどのような演奏会を作りたいのか」「どのようなことを音楽で伝えたいのか」を幾度も話し合ってきました。その過程で、私たちは「音楽を楽しむ気持ち」や「音楽が好き」という原点の想いをあらためて思い出すことができました。
今回のプログラムには、皆さまにも親しみのある楽曲を多く取り入れており、ご来場くださる皆さまにとっても“懐かしさ”や“初心”を感じていただけるような、そんなきっかけとなる演奏会を目指しています。
吹奏楽が大好きで、管弦楽とはまた異なる魅力を持つ吹奏楽サウンドを体感したいという仲間たちとともに、素晴らしい指揮者・トレーナーの先生方のご指導のもと、一生の思い出に残るステージを創り上げてまいります。そしてご来場くださる皆さまに「聴きに来てよかった」「また聴きに来たい」と思っていただけるような演奏会を目指し、幹部一同、力を尽くしてまいります。
第12回医科吹演奏会にて、皆さまとお会いできますことを心より楽しみにしております。
日本赤十字看護大学 看護学部看護学科4年
第12回医科学生ウィンドオーケストラ
代表 吉田果帆
指揮者紹介
福田洋介

1975年東京杉並生まれ。現在まで作・編曲は独学。吹奏楽・管弦楽・室内楽の作・編曲および指 導・指揮に力を注ぐ。上野学園短期大学特任教授。
CDや楽譜が多数出版され、国内外で作品の評価が近年高まっている。シエナ・ウインド・オーケストラ、SEKAI NO OWARI、自衛隊音楽隊などの作編曲担当としても活動し好評を博す。
学生団体・一般団体の常任・客演指揮も務める。また吹奏楽合奏法・編曲法の講座や、市民・地域を対象にした吹奏楽ワークショップやコンサートを積極的に企画・開催し、吹奏楽を通じて音楽の豊かな共有と活性化に勤しんでいる。
医科学生ウインドオーケストラ創立当時より指揮者を務め、学生達の真摯な音楽活動に賛同し、共にステージ創りに励んでいる。
泉翔士

©TAKUMI JUN
1991年生まれ。千葉県柏市出身。
東京音楽大学指揮科卒業。同大学院研究科にて「ソヴィエト連邦の戦時中の芸術文化」についての論文を執筆。修士号取得。ショスタコーヴィチの作品研究及び演奏をライフワークとしている。
現在、9つの団体にて音楽監督や常任指揮者などのポストを持つ他、客演指揮者として日本各地のオーケストラや吹奏楽団と共演を重ねる。
オペラの分野ではちちぶオペラ、所沢市民オペラ、歌劇団Kamiteなどの団体に客演。《フィガロの結婚》《魔笛》《カルメン》《カヴァレリア・ルスティカーナ》《道化師》などの演目に指揮者として携わる。
乃木坂46真夏の全国ツアー出演、indigo la Endのミュージックビデオにてオーケストラ監修を務めるなど、活動ジャンルはクラシックのみならず多岐にわたる。
指揮と並行してピアノの演奏活動も行っておりこれまでに日吉の丘フィルハーモニー、21世紀オーケストラ、八千代フェスティバルバンドなどの団体と、ピアノ協奏曲のソリストとして共演。また、リサイタル伴奏やオペラの稽古ピアニストなど幅広く活動を展開。
尺八を中心とした和洋楽器混合グループ「アンサンブルジャパン」にアレンジャー・ピアニストとして在籍し、これまでに3枚のアルバムをリリース。
これまでに指揮を広上淳一、田代俊文、三河正典、内堀穣、ピアノを神代麻子、野田清隆、テューバを田中眞輔、音楽理論を伊左治直の各氏に師事。
レイン・ミュージックスクール 指揮・ソルフェージュコース、埼玉県立松山女子高等学校吹奏楽部、江戸川区立江戸川小学校金管バンド部にて講師を務める。
トレーナー紹介
木管:尾形誠(フルート奏者、東京藝術大学卒)
金管:棚網遊太(チューバ奏者、東京藝術大学卒)
ホーンセクション:桑田亜季(トランペット奏者、東京音楽大学卒)
パーカッション:田村拓也(打楽器奏者、東京音楽大学卒)